Notes of Life

人と音楽とITの可能性を追求する、金川 泰典のブログ

ロードバイクでレース中に転倒、鎖骨骨折した経験から学んだこと

約 5 分

先日参加したレース中に転倒、落車しました。

救護所に運ばれて応急処置を受けましたが、後日診察の結果、鎖骨骨折とわかりました。

ロードバイクのような自転車に乗っていると、いつかは落車、そして骨折も経験するだろうと思っていましたが、まさかこんなに早くその時が訪れるとは。

落車したときどんな状況だったのか?
どんな応急処置を受けたのか?
どうやって家まで帰ったのか?
いつ、どんな病院に行ったのか?

など、僕の骨折体験とそこから学んだことを書き残しておこうと思います。

初エンデューロは雨あがりのレース

僕が出場したのは「エンデューロ」と呼ばれる耐久レースでした。
スタジアムのトラックと周辺の敷地を組み合わせた周回コースを走り、3時間で何周できたかを競うものです。

僕はツーリングやロングライドが好きで長距離は走り慣れていますが、軽量高速のレース走行は初めてでした。今回出場したきっかけは、友人に誘われて「ぜひ出てみたい!」と思ったからだったんですよね。

レース当日の天候は雨。雨の日の自転車はかなり危険度が増します。
これまで何度か雨天走行をしたことがありますが、いずれも「レース」ではありません。レースという状況下では、自分の限界近くの力で走ることになります。当然、雨によって路面のコンディションが悪くなれば、転倒などのリスクが高まることになります。特に僕はレース走行には慣れていないので、友人と一緒にコースの試走をしながら、事前に危険そうなところを念入りにチェックしました。

スタジアムを出てすぐのコーナー、階下へのスロープ、直後のヘアピン、コーナー中央のマンホール、コーナー途中にあるマット、最後の登り。晴れの日でも危険に感じる場所ですが、雨の日はちょっと油断しただけでも命取りになります。

「落車したら危険だな、十分に注意しよう」と、気持ちを引き締めてスタートを待ちました。

レース中盤に落車して救護所へ運ばれました

レースが始まる頃には、雨が止みました。
路面が乾くほどではありませんが、ずぶ濡れになることはなさそうです。みんなどのくらいの速さで走るのか?路面は乾くのか?初レースということでワクワクと不安が入り混じります。

そしてレースがスタート!

周りの人はものすごいスピードで走り去り、僕はあっという間に千切れました。僕がいたソロ3時間耐久の先頭グループは、速い人が多かったんでしょう。その後もそのグループを中心に先頭集団が形成されていました。

ひゃーーー、みんなめっちゃ速い。このスピードについて行ったらコーナーで死ぬわ。

全然追いつけませんが、僕もベストを尽くそうと食らいつきます。
周りの人を参考にしながら、ラインの取り方やコーナーの進入角度を学習していきました。抜かれてばかりですが、自分のペースで刻んで行くことはできそうでした。そうしているうちにも、途中で何人か落車しているのを見かけました。(おお怖い、僕も気をつけなければ。)コースに対する警戒心を強めます。

 

1時間ほど走り、レース中盤に差し掛かった頃でした。
スタジアムから出てすぐのコーナー直前に、マットが敷いてある場所がありました。わざわざそんな厄介な場所にマットが敷いてあったのは、おそらくグレーチング(溝を塞ぐ網)を覆うためだと思います。マットも路面に比べれば遥かに滑りやすいので「気をつけるポイント」として認識はしていた場所です。

レースに慣れ始めて気が抜けていたのかもしれません。
左コーナーに差し掛かったとき、ぐっとハンドルを取られる感覚があって「やばっ!!」と思った瞬間、視界がぐるっと反転。僕は右半身を下にして地面に叩きつけられました。

 

「落車ーーー!!」

 

後ろからスタッフの叫び声が聞こえます。

 

(あ、オレが落車したのか…)と思いつつ、落車の衝撃で息が詰まって呼吸がうまくできません。

「とりあえず、危険なのでコースから出ましょう」

スタッフに声をかけられ、呼吸を整えながら立ち上がろうとしたら、右肩に強烈な痛みが走りました。思わず唸ってしまいます。腕がだらりと下がったまま、思うように動かすことができません。(うわ、これ結構やばい感じだな)と、直感しました。

比較的すぐに立ち上がれたので、よろよろとコースから出てすぐの道の端に腰掛けました。
スタッフに問診されながら、負傷した箇所を把握していきます。痛いのは肩と肘、肘はウェアが破れて血が出ています。深刻なのは肩の方で、右腕を前に上げようとすると、肩の痛みで腕を上げることができないようです。左手で支えたり他人に腕を持ち上げてもらえば、痛みなく真上まで上がりました。関節はうまく機能しているけど、筋肉がうまく機能していないような感じです。どうしたんだろう、僕の右腕は。

「救護所が近いので、少し歩けますか?」

と聞かれ、頭ははっきりしていたので、フラフラしながらも歩き始めます。自転車はスタッフが押してくれました。途中で車椅子が到着、乗せられて救護所へと運ばれました。

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