Notes of Life

人と音楽とITの可能性を追求する、金川 泰典のブログ

鎖骨骨折から1ヶ月間の経過観察日記

約 7 分

こんにちは、サイクリストのYasunori(@yasu_cycle)です。

先日のエンデューロでの落車骨折から1ヶ月が経ちました。

おかげさまで経過は良好、1ヶ月目の診察結果もよかったので、鎖骨固定バンドを外すことができました。

骨折当日から、これまでの経過を振り返ってみたいと思います。

骨折当日

日産スタジアムで行われたエンデューロ参加中に転倒、救護所へ運ばれました。

自力で腕を上げることができない状態でしたが、鎖骨周りを抑えても痛くなかったため、その場では骨折とわかりませんでした。腕にちょっとでも力が加わるとズキズキと痛むため、右手はほぼ使えない状態です。三角巾で吊って固定していました。

帰宅してから、服を脱ぎ着するのも一苦労でした。血だらけになった傷の手当も左手1本でしなければならず、一人暮らしの不遇さを改めて痛感しました。食事や歯磨きも左手でせざるを得ず、とにかく日常生活すべてがとても不便に感じました。

ただ、腕を固定していれば痛くなかったので、痛みで寝れないなんてことがなかったのは幸いでした。

骨折2日目

肩周りがパンパンに腫れて、日中も痛かったのがこの日です。氷を買ってきて、アイシングをしました。アイシングをすると楽になるので、1日中していました。

右手がほとんど使えない状態は継続。日常生活がとにかく大変で、辛かったです。洗濯物を干すときに左手1本しか使えないのは激しく不便だと感じました。冷蔵庫の「すぐに食べられるもの」がなくなってしまいましたが作る気にもなれず、しばらく外食に頼りました。

指は問題なく動くので、ちゃんとキーボードで文字を打ったりはできました。ただし右肩には負担がかかるようで、長時間動かすのは辛いです。

夜になって服を脱いでみると、肩口に内出血のようなアザができていました。骨折を覚悟したのはこのタイミングです。

骨折3日目、初回の診察

落車から3日目にして整形外科初診。レントゲンの結果、右鎖骨完全骨折と診断されました。

肩口から3cmくらいのところでポッキリと折れていて、先生によれば「ここが折れたために靭帯が守られたのでは」のことでした。靭帯が切れると骨折よりも大変なので、ラッキーだったと捉えるべきですね。

さらに幸いなことに、切断面がキレイで骨の移動もなかったので、手術の必要がない「保存療法」で治すことになりました。粉砕骨折や骨がずれていたりすると、手術で位置を矯正したりボルトやプレートで固定する必要があるとのこと。

鎖骨は、胸骨と肩甲骨と腕を繋いでいる骨なので、折れると腕の重さで患部が引っ張られてしまいます。そこで「クラビクルバンド」という矯正具を使って背中側から固定し、鎖骨が前に動いてしまうのを防ぎます。ちょうど胸を張るような格好になるので、姿勢矯正でもしているかのようです。このバンドをしていると確かに楽になりました。不意に力が加わってしまうのを防いでくれる働きをしているようでした。

このクラビクルバンド、服の上から装着するため、着替や入浴時は着脱する必要があります。そこでの課題は「背中側に着脱する機構がある」ことです。マジックテープでバンド幅を調整して固定しますが、背中の中央付近で行う必要があります。一人暮らしの僕にとっては辛い仕様です・・・。

そこでバンドをゆるめずに「脱ぎ着する」方法に挑戦。少し肩の痛みを感じますが、身をよじって外し、なんとかその日はお風呂に入ることができました。ふーう、よかった。

骨折4〜5日目

数日間は会社を休むことにしたので、ひたすら寝て回復に努めました。5日目には炎症が収まり始め、痛みもずいぶん楽になりました。

骨折6〜7日目

この日から会社の仕事に復帰しました。

骨折してから初めての出社ですが、骨折患者にとって通勤はかなり辛いポイントです。満員電車や急ぎ足ですれ違う人には恐怖すら感じるほどなのです。さすがにいつものギュウギュウ詰めの満員電車で行くのは危険なので、いつもとルートを変えて行くことにしました。ちょっと迂回すればほぼ確実に座れるルートがあったので、しばらくはいつもより早めに家を出るようにしました。

デスクワークなので、仕事そのものはそこまで支障がなかったものの、不自由な右手のサポートが色々と必要でした。右手が持ち上がらないので、デスクまで左手で引き上げます。右手をキーボードからマウスに持ち替えるときにも、腕を浮かせるのが大変なので、左手で持ち上げるか指を使って移動していました。骨折しているからか、この週の仕事は体力的にかなり辛かったです。

骨折2週目

少しずつ、右手が実用的に使えるようになってきた時期です。

手のひらを首の下くらいまで持ち上げられるようになったので、顔を下げれば右手で食事もできるようになりました。この時期は、毎日少しずつ右手に力が戻ってくるのを一番感じた時期です。日に日によくなることに嬉しさを感じましたね。

2回目の診察

骨折から17日目で、2回目の診察を受けました。

バンドで固定してから10日ほど経ちましたが、いい状態を保てているようでした。骨は繋がっていませんが、少しずつ回復している感じがあるのは、骨の周りの肉が固まって支えになるからなんだそうです。この調子で周囲がしっかりと再生すれば、骨が動いてしまう恐れがなくなるので、固定バンドも必要なくなるとのこと。あと2週間ほど我慢です。

骨折3週目

3週目にもなると、右手での食事がほぼ問題ないレベルまで回復しました。

「手を真上に上げる」「前に手を伸ばして物を持つ」「肩をぐっと内側に寄せる」「手をついて体重をかける」など、右肩に力がかかるようなことをすると痛みが走りますが、逆に言うとそれ以外はたいてい大丈夫です。周りにも「もう全然大丈夫ですよ〜」などと言えるようになりました。

この頃から通勤ルートをもとに戻して、満員電車にも普通に乗るようになりました。

骨折4週目

4週目になると、これまで「いつもと違う動作」で行ってきたことが、普通にできるようになってきました。

これまでは腕の動きが制限されていましたが、服を着るのも、食事をするのも、物を掴んで動かすことも、普段と同じ動作でできるようになってきました。3週目までは腕を前方向に向かって上に上げるのは難しかったのですが、それもゆっくりならできるようになりました。これまで躊躇していた動きもできるようになって、いよいよ完全復活も近いなと感じられるようになりました。

一方で、気温差で体調を崩してしまいました。気圧の影響か、肩の傷もじんわりと痛みました。「古傷が痛む」的なやつでしょうか。こういうこともあるんですね。

3回目の診察


骨折から約1ヶ月経過、3回目の診察です。

経過良好、レントゲンの結果は「骨が少しつながり始めている」とのことです。骨周辺の肉も固まって、切断された骨が動く恐れも少なくなったため、鎖骨固定バンドを外してもよいということになりました。痛みがない範囲であれば、どんな動作をしても問題ないとのことです。

次の診察は2ヶ月後、骨折から3ヶ月目に受けることになりました。このときの診察で骨が繋がったことを確認して、「完治」となるようです。なかなか先は長いですが、無理せず少しずつリハビリしていきたいと思います。

骨折5〜6週目

鎖骨固定バンドを外して約2週間が経ちました。「治療器具」を着けなくなったら、途端にケガへの意識が薄れるような感覚がありました。バンドをしていると、何か動作ひとつするにしても気になっていたんですが、それがなくなりました。

約1ヶ月間動きが制限されていたので、少しずつ可動範囲や頻度を増やして「リハビリ」のような期間でした。少しくらいなら、手をついて体重をかけることもできるようになりました。動かすと違和感程度の痛みはありますし、まだ折れやすい状態であることは間違いないですが、ほぼ治ったなぁという感覚です。

約40日ぶりに自転車の室内練習も再開し、サイクリスト復帰に向けてまた一歩前進しました。転倒するとやっぱり危ないので、当面は室内練習に限定しようと思います。焦らず、少しずつ取り戻して行きたいですね。

さいごに

僕の鎖骨は「キレイに折れた」だけだったので、1ヶ月程度で回復できたようです。職場で同じように鎖骨骨折した方は粉砕骨折で、手術してプレートを入れた上に6ヶ月経過してもまだ傷が痛むそうです。一口に鎖骨骨折と言っても、レベル感が色々あるものなんですね・・・

みなさんも事故には十分お気をつけくださいね。

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