Notes of Life

人と音楽とITの可能性を追求する、金川 泰典のブログ

映像メディアの展示会「InterBEE2017」へ行ってきた!ブロガー目線で見てきたこと

約 5 分

音と映像と通信の展示会「InterBEE2017」へ行ってきました。

現在僕は通信関連企業に勤めていますが、最近の組織変更で「メディア担当」なるものになったため、情報収集のために展示会へと足を運びました。

会社の業務としては、通信インフラとメディアのクロスオーバーを軸に、今後の自社サービスに活かせるものがないかという視点でブースを回ってきました。

一方で、個人的興味関心も遺憾なく発揮しつつ、展示会を満喫してきました。

ここではブロガーらしく、個人的に面白いと感じたものをピックアップして紹介して行きたいと思います。

8K映像がとんでもなくすごい!

NHKなどの放送メディア、そしてSONYなどの機材を中心とした会社、どちらも目玉は8K映像でした。

どでかいブースに大型モニターを配置して、そのクオリティの高さをアピールしていました。

一般家庭ではまだ4Kも普及しているとはいい難い状況ですが、広告やパブリックビューイングなど大型モニターを利用する場面においては、高い効果を発揮することが期待されているようです。

そのクオリティは凄まじいものがありました。

(この画像、まったくもってクオリティを伝えきれていなくて大変恐縮ですが)

氷上にスケートが滑ったあとの線がありますよね。

この1本1本が鮮明に見えるんです。

こんな解像度でアップで撮られてしまった日には、もう人間の毛穴どころの騒ぎじゃないですよね。

映される側も困ってしまうくらいに鮮明なので、芸能人はさらに大変になっちゃいますね。

SONYさんのブースも盛況でした。

映像編集のデモを流していて、液晶パネルの美しさ、撮影した映像の美しさ、もう美しいというコメントとため息しか出てこないくらいすごかったです。

やはり業務用の映像機器は、民生機と違って圧縮していないので、映像がとても鮮明で表現力がすごいですね。

民生機の録画、再生環境はもうしばらく4Kの時代が続きそうですが、我が家が4K対応するのはいったいいつの日になるのでしょうか。

完全に業務用機器の世界ですが、こんなでかいモニターで8K/60pの編集してました。

考えてみれば、フルHDモニター16枚分ですから、等倍で見るとこのくらいの大きさになっちゃうんですよね。

恐るべし8K。

8K映像は再生するだけでも恐ろしいくらいの処理能力を必要とするので、家庭用環境に降りてくるのはまだ当分先のようです。

LTE4K中継システムが面白かった

最近はiPhoneなんかでも生中継できたりしますが、どうしてもクオリティはそこそこになってしまいます。

その原因は、回線の安定性だったり、端末側の処理能力の問題だったりします。

上の写真の端末は、SIMカードを複数枚挿して、4K映像の中継ができるワイヤレスシステム。

「こういうのほしい!」と思っちゃうのがガジェッターの性というものです。

スマホ版なんかもあって、面白そうでしたね。

ここまでのシステムではないにしろ、これからスマホで生中継というのは個人レベルでも面白いコンテンツになっていくのかなと思います。

その一端を担うと思われるのが、これから説明する「5G」ですね。

次世代無線通信「5G」の実現で変わる世界

僕が今回InterBEEで聴講した唯一の基調講演がこの5Gに関するものでした。(業務関連なので)

ここで言う「5G」というのは、3G(FOMA)、4G(LTE)に続く5世代目の長距離無線通信技術のことです。

この講演では、5Gの規格化を推進する5GMF、ドコモ、KDDIが、それぞれの取り組みを語ってくれました。

LTEに比べて「超高速、超低遅延、超大量接続」を可能にすると言われている5Gが実現すれば、メディアだけでなくありとあらゆる分野で大きな技術革新が生まれることが期待されているんです。

超低遅延による遠隔操作や、超高速通信による高解像度映像を利用したVRや8K映像配信、現在のIoTの延長でさらにもっと多くのものがネットワークで繋がっていきます。

それが、2020年の実用化に向けて、世界レベルで動いているんです。

5Gになれば、個人のネットワーク利用もずいぶん変わってくると思います。

超高速低遅延な通信が常時接続している状態ですから、クラウドや自宅の環境にホイホイ接続できるようになりますし、高画質な映像もモバイルで見ることができるようになります。

当然、通信料も増えるので、それに見合った料金プランを各社が発表してくると考えられます。

世界的な通信量は飛躍的に伸びているので、おそらく料金体系も低価格で低速なものと高価格で高速なものに2極化することになるでしょう。

規格が世界的に整えられて行こうとしているので、日本の通信環境をそのまま海外でも使えるようにもなります。

これらを見据えて、これからの通信環境の選び方を考えていかないといけませんね。

2020年のオリンピックイヤーは、色々な意味で僕達に影響を与えてくれそうです。

それがあとたった3年で訪れるなんて、ワクワクしますよね。

さいごに

メディア業界の展示会に行くなんて最近まで思いもよりませんでしたが、個人的にとても好きで興味のあるジャンルだったので、思いっきり楽しんできてしまいました。(ちゃんと業務的な情報収集はしましたよ)

ただ、展示会に行ったのが午後からだったので、1時間半ほどしかブースを回る時間がなくて、超忙しかったです。

個人的にゆっくり楽しみたかった音響関連ブースも、5分くらいで駆け巡りカタログをもらうのがやっとな有様。

見たいものがたくさんある展示会は1日かけてじっくり回るもんだと、心に刻んだ日となりました。

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