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音楽とITの可能性を探す、金川泰典のブログ

著作権セミナーに参加してきました!

2014/01/30
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約 4 分

先日、著作権セミナーに参加してきました。

このセミナーは勝間塾つながりで知ったハッピーゴルゴンゾーラ主催のセミナーで、以前GTDタスクセミナーに参加したことがありました。

今回の講師は、広告業界で長く働いていらっしゃった加藤純一さん。

「著作権ってなんなのか」という基礎から、インターネットや個人情報発信が発達した現代における著作権など、様々な角度から講演をして頂きました。

 

みなさんも、Facebookに写真を載せたり、Youtubeの動画を見たりすることも多いと思いますが、そのほとんどに著作権があるのを知っていますか?

あまり知らないという方は、よい機会ですので、一緒に少し勉強してみましょう。

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どうして著作権セミナーを受けたのか

パピゴンを運営されている杉山さんからFacebook経由で招待を受けたのがきっかけでした。

もともと著作権ってちゃんと知識として勉強したことがなかったことに加えて、以下の2点がとても気になっていたので、ぜひ受講したいと思って行きました。

 

・SNSやブログを使って、個人で情報発信ができる世の中になって、著作権に関連するものを対外的に扱うようになってきたこと

・音楽に携わるものとして、著作権は切っても切れないもので、今後のために知識をつけておきたかったこと

 

少人数セミナーだったこともあり、事前に参加者の興味関心をヒアリングののちに講義に入っていただいたため、SNSや音楽に関することにもポイントをたくさん教えていただきました。

これからもっと勉強する必要はありますが、とてもよい機会になりました。

セミナーでインパクトがあったこと

セミナーの内容全てはとても紹介しきれないので、一番驚いたことをご紹介したいと思います。

現在交渉がすすめられている、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の検討内容に、日本の著作権に関することが含まれているそうです。

この話題が出た時、私は「なぜにTPPがでてくるの?」と思いました。

TPP=貿易の関税に関する協定という認識しかなかったからです。

 

現在の日本は著作権に関して訴える場合、権利者本人が訴える「親告罪」という方法しか認められていません。

著作物をパクられた本人が、「これパクリちゃいますか?」と言わないと、罪を問われないことになっているのです。

 

しかし、世界的に見るとほとんどの国が、利用者などの第三者でも訴えることができる「非親告罪」という制度が取られているそうです。

ところがTPPにおいて、アメリカとの間で、日本の著作権の非親告罪化というのが検討されているということでした。

実際に非親告罪化がされてしまった場合、どうなってしまうんでしょうか?

著作権絡みで訴えられてしまうリスクが増えるかも

著作権の侵害を、第3者の訴えで罪に問えるので、今までよりも著作権の扱いがシビアになるかもしれません。

例えば、Youtubeなどで「カラオケで歌ってみた」的なものがアップされていますよね。

動画を観た人(第3者)からの訴えで、歌っている人が逮捕されてしまうようなことが起こるかもしれません。

演奏会で、JASRACに申請していない曲を演奏したら、聴衆に指摘されて逮捕なんてことも、ないとは限らないということです。

飲食店で流している音楽も、危ないかもしれません。

欧米などでは、非親告罪の制度でずっとやっていますが、著作権と同時に表現の自由も主張するため、それほど大きな著作権問題というのはないそうです。

逆に、日本がこれまでの制度と変わってしまった場合、問題になるということは十分に考えられます。

利用する側として、提供する側として、正しい知識を学びましょう

罪とわかっていて著作権を侵害するのは現在でも犯罪に値するので、制度が変わったとしてもその点では変わりありません。

著作権は、作成者や表現者のアイデアやクリエイティビティを保護するためのものですから、正しく利用することが大切です。

不安を消すための第一歩は、知ることです。

権利を利用する側される側も、正しい知識を付けて、正しく使っていきましょう。

これを機に、少し知識をつけておくことをオススメします。

 

著作権(Wikipedia)

著作権の非親告罪化(Wikipedia)

東京都知的財産総合センター

一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC

 

 

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