Notes of Life

音楽とITの可能性を探す、金川泰典のブログ

コンサートホールで写真撮影するときに気をつけたいこと

2015/09/06
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約 5 分

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僕の友人や知人が多く所属する吹奏楽団、ハーツ・ウインズさんから依頼を受けて、初めてカメラマンとして演奏会にフル参加してきました。

身内からの依頼とはいえ、写真撮影の仕事は初めて。

緊張しつつも、これまで学んできたカメラワークを総動員して、1日で1200枚撮ってきました。(連写なし。さすがに初めての枚数でした。)

撮影をすすめる中で様々な気付きもあり、とても勉強になった1日でした。

今回学んだ、コンサートホールで写真撮影するときに気をつけたいことをまとめてみました。

※演奏中の写真はぼかしを入れてあります。

コンサートホールで写真撮影するときに気をつけたいこと

今回演奏会が行われた会場は、府中の森芸術劇場ウィーンホール

定員約500名、シューボックス型の中規模なコンサートホールです。

コンサートホールとしては、スタンダードな作りで響きがよく、使いやすいホールという印象です。

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1.撮影位置と構図を事前に考える

クラシックコンサートでの撮影は、どうしても撮影位置と構図が限られてしまいます。

演奏の妨げにならないよう、目立たないように撮影する必要があるからです。

事前に演奏中に動けるポイントをチェックしておいて、移動は曲間で素早く行いましょう。

今回の演奏会・ホールでの撮影ポイントは、「客席最後列の全体」と、「客席中央通路両端扉の前」、「ステージ両端扉の覗き窓」でした。(下図の赤く囲んだところ)

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(座席図は府中の森芸術劇場公式サイトよりお借りしました)

これらの位置から狙える構図を事前に考えてから、撮影に望む必要があります。

リハーサル時は比較的動きやすいので、撮影場所の確認には最適なタイミングです。

2.撮影に必要なレンズを用意する

標準レンズと望遠レンズが1本ずつあれば撮れます。

単焦点でも大丈夫ですが、どうしても撮影ポイントが絞られてしまうので、ズームレンズが便利です。

広角側は24mm(35mm換算)の画角があれば、会場全体を写すことができます。

望遠側は300mm(35mm換算)の画角で必要十分に感じました。

ということは、よくあるダブルズームキットに入っている2本のレンズがあれば、画質はともかく「撮りたい画角で撮る」ことに関しては問題なさそうです。

※大きなホールでは、当然それ以上の望遠があったほうがよいです。

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客席最後列より、24mm(35mm換算)にて撮影

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ステージ下手側扉覗き窓より、300mm(35mm換算)にて撮影

3.シャッター音を消す

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OM-D E-M5 MarkIIは、ハートマーク付きが電子シャッターモード。

一眼カメラ(ミラーレス含む)はシャッター音が鳴る「メカシャッター」を採用したものが多いです。

いわゆる物理的なシャッターがついていて、カシャッと音がするやつです。

最近は音の小さいメカシャッターもありますが、コンサート中に音が出るのはあまりよくありません。

とても静かで美しいフレーズのところで「カシャッ」とかいうと気まずいでしょう。

できれば音のしない「電子シャッター」に切り替えておきましょう。(設定方法はカメラのマニュアルを参照)

4.シャッタースピード優先モードを使う

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OLYMPUSは「S」がシャッタースピード優先モード。

コンサートホールでの撮影は絞りや露出も難しいですが、やはり優先したいのはシャッタースピードです。

演奏者は基本的に静止してくれないので、シャッタースピードを下げてしまうと「ぶれた」写真になってしまうからです。

今回は1/60秒を基本として、ISOオート、手動露出補正で撮影しました。

それ以上遅く(1/40とか)すると、特に指揮者がぶれてしまってよくない結果になりました

明るさの足りない写真は、後で補正して明るくすることも一応できます。

しかし、「ぶれた」写真は補正のしようがないので、ボツになってしまいます。

それを防ぐには、「シャッタースピード優先モード」などのシャッタースピードを指定できるモードを使いましょう。

まとめ

今回ご紹介したことは、僕がこれまで趣味で写真を撮ってきた中で学んできたことがベースになっています。

そして実際にコンサートで撮影してみると、色々なことがわかりました。

やはり実践に勝るものはないということですね。

とにかくやってみて、たくさん失敗写真も撮りながら(デジタルの利点)試行錯誤してみることが一番だと思います。

一眼カメラなどを使って、コンサートの写真撮影をしたい方の参考になれば嬉しいです!

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